ナンバープレートの真実
2015.12.25

みなさま、こんにちは! 鰻楽の子煩悩池田です。
私は娘とドライブ中、
よく対向車のナンバープレートの、ひらがなを当てっこします。
「次の車は”う”」
「次の車は”ぬ”」
「次は!?」「次は!?」と
一度始めるとエンドレスに続くのですが、ずっと続けていると
よく見るひらがなと、レア出現のひらがなに気付きます。
レアひらがなが出ると、娘のテンションが少しあがります。
先日ふと、ナンバープレートのひらがなだけで、「ま・ん・ら・く」が作りたくなり
その日以来、帰宅・出勤時約1ヶ月あるひらがなを探し続けています。
ない… 出ない! まさか??
既にお気付きかと思いますが、私が探しているひらがなは「ん」です。
不安を解消すべく、検索サイトgoogleを駆使し調べました。

●地名部分
地名部分は「管轄運輸支局」「自動車検査場」を示す地名だそうです。
ご当地ナンバー制度が始まり、ナンバープレートに使用される地名が増えたようです。
●地名の横の数字
これは分類番号で、この数字をみると、だいたいの用途がわかります。
普通分類番号
100番台 普通貨物(トラックなど)
200番台 普通乗合
300番台 普通乗用
400番台と600番台 小型貨物(トラックなど)
500番台と700番台 小型乗用
800番台 特殊用途自動車(キャンピングカーなど)
900番台 大型特殊自動車
000番台 大型特殊自動車で建設機械にあたるもの
息子の好きな「働く車」は0番台なんですね~ 知らなかった!
軽自動車番号
4、6から始まるもの 貨物
5、7から始まるもの 乗用車
8から始まるもの 特殊用途自動車
●ひらがな(←ここ重要!)
普通自動車、事業用、自家用など用途表示だそうです。
自動車
事業用 あいうえかきくけこを
自家用 さすせそたちつてとなにぬねのはひふほまみむめもやゆらりるろ
貸し渡用(レンタカー) われ
駐留軍人用車両 よ、アルファベットEHKMTY
軽自動車
事業用 りれ
自家用 あいうえかきくけこさすせそたちつてとな
にぬねのはひふほまみむめもやゆよらるろ
貸し渡用(レンタカー) わ
駐留軍人用車両 AB
むむ、むむむ… ないんです!
ナンバープレートにはひらがなの「ん」が…
無念。
「まんらく」どころか、「おおもりたんすい」も
濁点のある「うなぎ」も作れない(悲)
気を取り直して
●4桁の数字
一連指定番号。 1から9999まであり、
人気のものは抽選になりますが、希望により好きな番号を取得できるそうです。
●プレートの色
車の種類によって色が違います。
白地に緑の文字 普通、小型自動車(自家用)
緑地に白の文字 普通、小型自動車(業務用)タクシーなんかこれですね
黄地に黒の文字 軽自動車(自家用)
黒地に黄の文字 軽自動車(事業用)
<結論>
ナンバープレートのひらがなには
「お」「し」「へ」「ん」は使わないそうです。
「お」は、「あ」や「む」と見間違いやすい。
「し」は、縁起が悪い。
「へ」は、おならを連想する。
「ん」は、言いにくい。
悔しいので「うなき」を作りたかったのですが、
「な」がなかなか見つけられませんでした。
皆さまも是非、安全運転に気を付けながら「な」を探してみてください!