品質

安全・美味しい
商品にするために

各項目に数値化した
評価基準を定め、
養鰻から蒲焼製造まで
一連の工程の中、重要なポイントで検査を行っています。

検査している様子

鰻楽の「品質管理」
について

鰻楽では、「安全で美味しい鰻蒲焼」を安定的に提供するため、養鰻から製品出荷に至るまで一貫した品質保証体制を構築しています。
品質保証部では、HACCPに基づく衛生管理の徹底に加え、池上げ前の鰻に対する残留医薬品検査を実施し、法令遵守と安全性の確認を行っています。さらに、原材料の受入検査、製造工程のモニタリング、製品の微生物検査を通じて、適正製造規範やトレーサビリティの観点からも品質リスクを管理し、PDCAサイクルによる継続的改善に取り組んでいます。

「美味しさ」は、安全性を確保したうえで、お客様に安心して召し上がっていただけることによって成り立つと私たちは考えています。

臭みがなく、ふっくらと柔らかい食感、香ばしく焼き上げた表面、秘伝のタレが絡んだ奥深い味わい。そのひとつひとつを守るために、品質管理は欠かせません。原料となる活鰻の健康状態の確認や池上げ前の残留医薬品検査から、製造工程のモニタリング、最終製品の微生物検査に至るまで、全工程において厳格な基準のもとで品質をチェックしています。

検査1
残留医薬品検査

池上げ予定の養殖うなぎに対し、高速液体クロマトグラフィーによる水産用医薬品の残留検査を実施し、基準適合を確認後に池上げしています。

検査2
微生物検査

蒲焼製品に対し、微生物検査(一般生菌数、大腸菌群、黄色ブドウ球菌等)を実施し、基準適合を確認後に製品出荷しています。

検査3
試食検査

池上げ前・工場受入時・最終製品出荷前の3段階で試食検査を実施。
肉質・脂のり・におい・骨・味の5項目を5段階で評価し、すべての基準を満たしたロットのみを出荷対象としています。

当社では、最終製品から製造工程、原料選別を経て、産地はもちろん、生産者・水揚げ場・水揚げ日などの情報まで遡って確認できる体制を「トレーサビリティシステム」として構築しています。
この仕組みにより、鰻の育成から製品化に至るすべての工程で必要な記録を正確に残し、厳格に管理しています。
こうした取り組みを通じて、お客様にとって信頼できる、安全で安心な製品を提供しています。

トレーサビリティシステム
トレーサビリティシステム

HACCPに基づいた衛生管理を日々徹底し、清潔で安全な製造環境を維持しています。厳しい品質基準を守りながら、皆さまに信頼される製品をお届けしています。

お申し出件数
0.8ppm
24年度
内部監査実施回数
年2回
製造 レストラン 自社養鰻場

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